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バリアフリーデザインとユニバーサルデザイン
2016.02.24

 

こんにちは、後藤です。

 

 

今日は商品のご紹介ではなく建築用語のお話です!

 

近年、高齢社会が進み  “バリアフリーデザイン”と“ユニバーサルデザイン”という

言葉をよく耳にしますよね。

皆様はこの二つの言葉の違いが分かりますか??

 

そこでちょこっとお勉強!

 

◎バリアフリーデザインとは?

もともとある障害物を撤去し、高齢の方や車椅子利用者の方などの

アクセスを妨げないようにデザイン(設計)すること。

またの名を物的障壁除去設計といいます。

 

◎ユニバーサルデザインとは?

建築家 ロン・メイスによって「多くの人々が特別に訓練を受けたり

特別な機器を使わなくても利用できる製品、建物、環境をデザインすること」

と定義された言葉であり、また7原則があります。

~ユニバーサルデザインの7原則~

①誰でも公平に利用できる

②使う上で自由度が高く、柔軟性がある

③簡単で直感的に分かる使用方法となっている

④必要な情報がすぐ理解できる

⑤うっかりミスや危険につながらないデザインである

⑥自然な姿勢でも少ない力でも楽に使用できる

⑦アクセスしやすく操作しやすい寸法とスペースを確保

 

要は、誰にでも分かるデザインで誰にでも使用・利用できるデザイン

ということですね!

 

バリアフリーデザインの対象者は、高齢の方や車椅子利用者の方に対して

ユニバーサルデザインの対象者は、全ての人。

対象者も違い、意味も違うんです。

 

大学生の頃に、ユニバーサルデザインの講義でペンのデザインをしました。

誰もが使用しやすく、また誰もが持ちやすく書きやすいペンを

考えに考えましたが、結局自分の中では納得できるデザインは絞り出せませんでした・・・笑

ペンの形やデザインを見て持ち方を導き、また持った後のフィット感だったり

力の入れ具合、書きやすさ、これらを考慮したうえでデザインするのは

なかなか頭がついていかなかったですね・・・

 

建築物をつくるにあたって、やはり全ての人が心地よく過ごせるような

空間がやはり一番ですよね。

そう思うと東京ディズニーリゾートはきっとユニバーサルデザインの

最高峰の空間だと思います!

皆様、行かれる方が多いかと思いますので

行かれた際は少し意識して東京ディズニーリゾートと見てみて下さい・・・♪