お知らせNews
こんにちは、後藤です。
今日は商品のご紹介ではなく建築用語のお話です!
近年、高齢社会が進み “バリアフリーデザイン”と“ユニバーサルデザイン”という
言葉をよく耳にしますよね。
皆様はこの二つの言葉の違いが分かりますか??
そこでちょこっとお勉強!
◎バリアフリーデザインとは?
もともとある障害物を撤去し、高齢の方や車椅子利用者の方などの
アクセスを妨げないようにデザイン(設計)すること。
またの名を物的障壁除去設計といいます。
◎ユニバーサルデザインとは?
建築家 ロン・メイスによって「多くの人々が特別に訓練を受けたり
特別な機器を使わなくても利用できる製品、建物、環境をデザインすること」
と定義された言葉であり、また7原則があります。
~ユニバーサルデザインの7原則~
①誰でも公平に利用できる
②使う上で自由度が高く、柔軟性がある
③簡単で直感的に分かる使用方法となっている
④必要な情報がすぐ理解できる
⑤うっかりミスや危険につながらないデザインである
⑥自然な姿勢でも少ない力でも楽に使用できる
⑦アクセスしやすく操作しやすい寸法とスペースを確保
要は、誰にでも分かるデザインで誰にでも使用・利用できるデザイン
ということですね!
バリアフリーデザインの対象者は、高齢の方や車椅子利用者の方に対して
ユニバーサルデザインの対象者は、全ての人。
対象者も違い、意味も違うんです。
大学生の頃に、ユニバーサルデザインの講義でペンのデザインをしました。
誰もが使用しやすく、また誰もが持ちやすく書きやすいペンを
考えに考えましたが、結局自分の中では納得できるデザインは絞り出せませんでした・・・笑
ペンの形やデザインを見て持ち方を導き、また持った後のフィット感だったり
力の入れ具合、書きやすさ、これらを考慮したうえでデザインするのは
なかなか頭がついていかなかったですね・・・
建築物をつくるにあたって、やはり全ての人が心地よく過ごせるような
空間がやはり一番ですよね。
そう思うと東京ディズニーリゾートはきっとユニバーサルデザインの
最高峰の空間だと思います!
皆様、行かれる方が多いかと思いますので
行かれた際は少し意識して東京ディズニーリゾートと見てみて下さい・・・♪