お知らせNews
こんにちは、工事部の神谷です。
今回は、岡野道子さんという建築家を紹介したいと思います。
私は、岡野さんをテレビの番組を通して知りました。岡野さんは、東北の震災が転機となり被災地での活動に従事することになります。私は東北、熊本と訪れた事があり岡野さんを紹介しようと思いこの記事を書いています。
まず初めに、みなさん2016年にあった災害を覚えていますでしょうか?
そうです。熊本地震です。2016年4月14日に発生したこの地震は、最大震度7観測しました。この時、熊本県で住宅等の被害棟数が37,262棟(全半壊・火災によるもの)だったそうです。
特に、最大震度7があった益城町では、住宅被害が5,611棟の被害があったそうです。
岡野さんは、この益城町で現地大学と協力し、被災地の現状を理解し、屋外の交流スペース及び住居内の空間利用方法を住民や自治会にヒヤリング、調査後に提案・作成
をしました。
また、甲佐町にて復興拠点施設として住宅(平屋15棟30戸)、集会所を設計しました。
岡野さんは、2005年~伊藤豊雄さんの建築設計事務所に就職。10年間公共施設建築を中心とした現場に携わっていました。
そんな中、東日本大震災がおこり
「建築は人を傷つけることにもなることに気付き、大きなショックを受けた」と思ったそうです。
このことが転機となり、その後は宮城県岩沼市で被災地の集会所「みんなの家」の設計に参加し住民の方々と触れ合う中でまちづくり参加への思いが芽生えたそうです。
2016年に自らの建築事務所を設立し、東北や熊本などの被災地の街づくりなど幅広い活動に従事しています。
ながながとした岡野さんの紹介になってしまいましたが、岡野さんの建築は、
被災地で人と人との繋がりをうみ被災者の助けになっていると私は感じます。
よかったら一度「岡野道子さん」を検索してみてください。